若いつもりでいてもいつの間にかとっているもの、年齢。僕なんてついこの間まで10代だと思っていたら、もう20代後半で彼女は居るものの結婚なんて経済的な事情でしばらく無理だし、子供なんて夢の股夢・・・と自分のことを考えているうちに、同じペースで両親や祖母も年齢を重ねている。
幼い頃に祖父母の年齢を両親から聞いて以来、なんでか分からないがその歳のままのイメージで過ごしてきた。60歳だと言われ、ほうそうか60歳なのかと納得したが最後、僕が大学生になるころも祖父母は60代だというイメージがあった。が、実...
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なんで不思議に感じたかというと、まぁー我が兄弟は殆どと言っていいほど、連絡を取り合わないわけで。兄が地元から東京の大学に進学して、当時中学生だった僕が社会人になって3年目を迎えるまでに大体7~8年の歳月がかかっているが、その間でもメールなどでのやり取りは片手で足りる程度。特に不仲というわけではないが、ことコミュニケーションという意味では圧倒的に不足している兄弟である。
そんな兄が、10分の間に2回も着信を入れてくるなど只事ではないと、(自称)勘のいい僕は既に察知した。折り返し電話をすると「じい...
そんな兄が、10分の間に2回も着信を入れてくるなど只事ではないと、(自称)勘のいい僕は既に察知した。折り返し電話をすると「じい...
その後は、葬儀会社を交えて淡々と事が進んだ。通夜・告別式の場所、火葬場。最近は何か、四十九日も繰上げてやるとかなんとか。
急遽会社に休みを取り、通夜・告別式に参列。こんなに親類が多く現れるのなんて、宝くじが当たる以外にもあるんだなと思ってしまったくらい、身内と名乗る人の数々。お香典を置きつつ、「久しぶりだね」と声をかけられることもあったけど、、正直、誰が誰だかさっぱりわからん。
それでもまぁ、知った風な感じで「ど~も~」なんて言いながら酌をして回り、喪主の実父が涙声になるところを久しく(とい...
急遽会社に休みを取り、通夜・告別式に参列。こんなに親類が多く現れるのなんて、宝くじが当たる以外にもあるんだなと思ってしまったくらい、身内と名乗る人の数々。お香典を置きつつ、「久しぶりだね」と声をかけられることもあったけど、、正直、誰が誰だかさっぱりわからん。
それでもまぁ、知った風な感じで「ど~も~」なんて言いながら酌をして回り、喪主の実父が涙声になるところを久しく(とい...